代理母ドラマ
今、NHKで火曜日10時「燕は戻ってこない」が放送されています
桐野夏生「燕は戻ってこない」をドラマ化したもの
少子化対策に躍起になる現代でも、日本では代理母は倫理上、認められていません
現在、第三者の女性の子宮を用いる
生殖医療「代理出産」について、
国内の法は整備されていない。
倫理的観点から、
日本産科婦人科学会では
本医療を認めていない。
ドラマでは、海外にて出産する事になるでしょう…
代理母出産…心も身体も十月十日、紆余曲折を経ての苦行だと思う
悪阻を始めとし、妊娠中毒症や妊娠糖尿病などにも注意を払い十月十日、無事に産まれるまでは気は抜けない
出産時だって、簡単に安産って訳にもいかないことからも「代理母」なんてサラリと流したくないのが本音
ある意味、死にものぐるいで可愛い赤ちゃんに会いたくて子供を産むんだと経験者(私)は語りたい
この間、Yahooに載ってた新しい家族の形…
> ブログで「子供がほしい」と綴ったところ、数組の女性同士のカップルからメッセージが届きました。そこからお互いに協力をし合うことを模索し始めた
(文中より)
女性同士のカップルとの間に誕生したのが、この可愛いなーちゃんです
戸籍上は祖父と父親になります
このフォトの笑顔は幸せに満ち溢れています
少子化の時代、そして、多様性が理解される時代は、色んな意味で次世代に繋げる生命の誕生があっていいのかな…
賛否両論ありますが、時代と共に家族のカタチは変わっていっている…
今は過渡期なのかも知れません…
そう思える様になったのは…
垣谷美雨「代理母、はじめました」
少し先ゆく近未来の日本を舞台にしたストーリーになってます
富士山噴火を境に日本は生き辛い世の中になり…
今より更に「格差社会」が進む中
> 誰かを犠牲にしなければ自分が犠牲になってしまう。格差社会とは、まさにそういう世の中なのだ。上流にいる人間は、下流の人間から搾取し続けているからこそ上流に留まっていられる。ひとたび同情でもしようものなら下流に流されてしまう。
(文中より)
代理出産で生計を立てる女性がいる
(これはドラマの「燕は戻ってこない」の境遇と同じ)
そして不妊治療などワケあり女性との代理出産について描かれています
>一生・・・・・産まない?
そうか、そういうことか。産みたくなければ産まなくてもいいのか。
政府はここ何十年も少子高齢化を嘆いているけれど、そもそも産む産まないは個人の自由だ。そんな当たり前のことを国は忘れているのではないか。
私は一生子供を持たなくていい。誰の許可も要らない。自分一人が生きていくだけで、経済的にも精神的にもいっぱいいっぱいだ。金持ちで子供好きの女だけが子供を産めばいい。金持ちなら精神的にも余裕があるはずだから、何人でも産めばいい。
なんだかすっとした。
この感覚、なんだろう。まるで身体の中を風が吹き抜けていくような爽やかな気分だ。女は結婚して子供を産んで一人前というアイツの時代の古い考えが、知らない間に骨の髄まで刷り込まれていたらしい。
(文中より)
「そもそも産む産まないは個人の自由」
正にその通り‼️
長々とすみません💦
多様性を推す令和の時代、選択肢は自由であっていいのかな…
そう思える反面、子供は「神からの授かりもの」だとも思っている私
生命の誕生は神秘に満ち溢れたものです
どんな経緯で授かろうとも、それを大切に護り育てる世の中であって欲しいですね